40歳手前でセミリタイアを決意した

40歳手前のギリギリ39歳でセミリタイアを決意した独身男の日々

久しぶりの記事投稿となりました

久しぶりの記事投稿となりました、昨年1月末で退職してから約1年経過し、前回記事投稿からは1年2ヶ月くらい経ったでしょうか?退職後、割と精神的に疲弊していたのかあまりブログ投稿等する気が起きず、結果的に放ったらかしとなっていました。

 

仕事を辞めた後は暫く実家に住んでいましたが、色々あってその後一人暮らしをしています。最近は賃貸暮らしが高コストな事もあり、終の棲家としての中古物件を探しています。希望は隣家との距離があり、自然に囲まれている一軒家です。ビレッジハウス等の安い賃貸も考えましたが、自由度を考えると一軒家かなと思います。

 

実家なら家賃がかかりませんが、やはり無職の息子が家にいるのは体裁が悪いでしょうし、何よりも親との価値観のズレが日に日に大きくなり(在職中はあまり気にならなかったんですが)、適度に距離を取った方が無難だと考えるようになりました。最後には体よく家を出るために再就職してしまいました。そして毎日辞めようと思いながらもまだ辛うじて続いています…セミリタイアブログとして始めたのに再就職しているという矛盾、情けない限りです。

 

しかし週5日の仕事となりますと、金の使い道すら大して無く生きる意味すら見失っている40代では耐えられません。早急に住む場所を確保して週2日程度の労働へシフトしていこうと思います。

 

正社員って何で強制週5日勤務なんでしょうか、週4日以下にすると途端にパート扱いにあり給料が激減するという本当に不可思議な世界ですね。週4日以下勤務で正社員の会社も一応あるそうですが、私には縁がありません。

最終出社日まで2週間を切る

最終出社日まで2週間、出勤日数であと7日となりました。もう仕事をやる気は殆ど無く、ただただ残り何日と指折り数えて生きています。

しかしそんな私の想いとは裏腹に、未だに様々な業務の担当者になったままです。引き継ぎの話すら出ていないものもあります。改めて困った会社だなと感じる次第です。業界ではそれなりに名の通った企業なのですが、外から見るのと中から見るのとでは余りにも違うものですね。

 

本日も今まで全ての業務を押し付けられていたプロジェクトのミーティングがありました。このプロジェクトが私が退職を決める事となった最大の要因になるのですが、未だに関係業務が私のところに押し寄せてきています。

 

しかし今回は初めてミーティングに不参加とさせて頂きました、所謂ドタキャンです。今まで日本法人側のプロジェクトリーダーは全てのミーティングに不参加で、常に私に全ての業務を押し付けて逃げ回っていました。善意で全ての業務を執り行ってきましたが、もういい加減それも終わりにします。自分を退職にまで追い込んだプロジェクトとそのメンバーの為に、残り2週間となってなお労務を提供する気が起きませんでした。後は野となれ山となれ、残ったメンバーで勝手にやって下さい。

 

本来のジョブ・ディスクリプションに基づいた担当業務のみ一部継続して処理し、来週いっぱい会社でボケーッと過ごせば今の会社でのお勤めは終わりとなります。引き継ぎの話が出ていない業務に関しては引き継ぎ自体要らないのでしょうから、簡単な引き継ぎメモでも残して放っておけば良いでしょう。

円満退職の必要性

私は今まで複数回転職をしてきましたが、退職時にネガティブな理由を会社側へ伝える事はしませんでした。大抵の場合、キャリアアップや他にチャレンジしたい事が出来た等もっともらしい耳障りの良い言葉を選んでいます。しかし、今回初めてネガティブな理由をストレートに伝えるという手法を選択しました。今の職場で相応に不快な思いをしたというのもありますが、去る組織に対してわざわざ取り繕う必要性を感じなくなってしまったからです。

 

次も外資系企業に勤めるのであれば上司のリファレンスを得ておくべきかもしれませんが、セミリタイアであれば関係ありません。そう考えたら当たり障りのない事を言う必要性を感じなかったのです。事実、今まで転職で辞めてきた会社と退職後に何かしらの繋がりがあったかと問われれば、リファレンスチェック以外では何ら関わりありませんでした。

 

ネット上で退職に関して検索してみると、円満退職を推奨する記事が多く見受けられます。同業他社や取引のある会社へ転職する場合は当然ながら、将来的にどこで誰が影響してくるか分からないからだそうです。確かに外資系企業では上司や同僚のリファレンスが必要となる場合がありますし、それ以外でも円満に話を進められない場合会社側から嫌がらせを受けたりする事も考えられます。将来的にビジネスで顔を合わせる機会もあるかもしれません。

 

しかし、リファレンスは不要、仮に嫌がらせをされても耐えられる、将来的に仕事でご一緒する機会も一切考えられない、という事であれば何も無理に取り繕う必要性は無い気がします。

 

正直に不満をぶつけすぎて、上司には少々悪いことをしたなという気もしていますが、彼も今のこの状況を生み出すのに一役買っていますので、私の不満を受け取って頂くとしましょう。

人事部との面談

退職の意思を会社に伝え、人事部と面談してきました。

 

面談の目的は退職を希望する人間が会社に対し抱いている印象を聞きたいという事でした。組織を去る人間であれば歯に衣着せぬ意見を言ってくれるだろうから、それを聞いて組織改善に繋げたいとの事。正直それが本当かどうか私には分かりません、或いは部門間で意見対立が起きた際の攻撃材料として、私が属している組織の問題点を聞き出そうとしていたのかもしれません。どこまで話すかは非常に難しい部分もありましたが、退職に関する情報に関してはある程度大っぴらに話す事としました。

 

色々と話していると、退職に至るまでに積み上げられた負の出来事のほぼ全てが特定の人間に起因しているという事に改めて気付きます。そしてそんな人間が重宝されている組織に属している事がいかにバカバカしいかをまじまじと感じざるを得ませんでした。

その同僚は日本法人で現地採用された外国人で、本社のある国出身の人間です。人間性や能力よりも、何せ本国の人間と同じ人種ですから、問答無用で優遇されます。真っ向から戦っても仕方の無い相手ですから、彼に対し嫌な思いをしている日本人は基本的に我慢するか組織から出ていくかの二択となります。多くの人は生活のため、家族のため、キャリアのために我慢して残っているようですが、私は出ていく事としました。

 

そういった事を諸々人事部長に話して面談は終わりとなりました。当初は退職時期変更の打診等があるものかと思い身構えていましたが、杞憂だったようです。

 

後はもう少し今の環境で我慢して仕事を続け、業務引き継ぎをするだけです。11月下旬頃からは有給休暇消化期間に入る予定です。

退職の意思を伝えました

先日勤め先に退職の意向を伝えました。

 

それ程強い引き止めはありませんでしたが、改善できる部分があれば改善するし出来る事があれば言ってくれとの言葉を掛けて頂きました。とても有り難い事ですが、残念ながら出来る事は無いと思いますので、現状ありませんと伝え、退職の理由に関しても当たり障り無く新しいキャリアにチャレンジしたいと伝えて話を終わりにする事としました。

 

実際の辞める理由は組織に対して不満がある事と、今現在の年収は世間一般で言えば良い部類ではあるものの、不快極まりない業務に耐えてまで得る程の物では無いと判断したからです。独り身であれば年収は現在の半分程度でも差し支えありません。

 

明日以降は人事部門長との話し合いになると思いますが、どういった話し合いになるのか不安な部分もあります。何せ人事部自体がパワハラ気質なので、こちらに不利な退職条件を色々と持ち掛けられる可能性を心配しなくてはなりません。

 

法的には退職日も有給の取得も全て労働者側に決定権がありますので、交渉の際に自分に不利であると判断すれば同意しないようにしなければなりません。提示された条件の良し悪しが判断できない場合は一旦保留にしようと強く心に留めて明日の話し合いに向かおうと思います。

今にして思えば若い頃にやっておいて良かったと思う事

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資産形成、FIRE、老後2,000万円問題と日々身の回りにはお金にまつわる話題が飛び交っていますが、自身の資産形成に関して若い頃にやっておいて良かったと思うことがあります。

 

それは年収を伸ばす為にキャリアアップを繰り返したという事です。

 

特に20代の頃は年齢的にも転職が比較的容易ですので、積極的にキャリアアップを試みました。当然の事ながら、業務関連資格も積極的に取得していきました。

貯蓄や投資の入金力を増やすためには年収を上げることが非常に効果的で、転職回数が多いと批判されることが多いのも事実ですが、結果的に若い頃にキャリアアップに力を注いで良かったと思っています。

勿論、大学卒業後に高年収水準の優良企業に入社された方には当て嵌まらない話ですが。

 

巷では転職をするたびに年収が下がると言われることもありますが、私個人としてはそういった感覚はありませんでした。

私は転職する際には必ず達成すべき目標を設定し、その目標が達成できる条件でのみ転職を実行してきた為です。年収アップが第一の目標であれば、少なくとも提示された年収が現在年収を上回らない限りそのオファーを受けることはありませんでした。

 

私はそういったやり方で転職を繰り返してきましたので、年収が低下したのは将来のキャリアパスを考えて年収よりも求める経験が得られる会社へ転職した1回だけです。

ただ、勤務地を条件に入れたことがありませんでしたので、割とあちこち転居しました。

 

具体的な資産額や年収についての記述は控えますが、32~33歳頃からは特に節約等意識せずとも年間300万円以上預金が増えていました。

 

私のやり方が正しかったかは分かりませんが、まだお若い方で今の収入が低いとお考えの方は、今後のキャリアパスを考えて計画的に経験を積んで行くというのも一つの選択肢ではないでしょうか。肌に合う合わないや当たりはずれもありますが、個人的には日系企業よりも外資系企業の方が良いと思っています。

退職後の健康保険について考える

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退職後の健康保険についてどうするべきか考えています。皆様ご存じのとおり、退職後の健康保険には二つの選択肢があります、現在加入してる健康保険組合の任意継続と国民健康保険ですね。

 

退職した人間は国民健康保険に切り替えるものというイメージが強いですが、退職後2年間までは勤めていた会社で加入していた健康保険に継続加入することが出来ます。

 

雇用されている間は健康保険料を会社と折半して支払いますので、被雇用者の負担分は本来の保険料の半額となっていますが、任意継続にする場合には全額を自己負担しなくてはなりません。しかし、標準報酬月額の上限が30万円となりますので人によってはこちらの方がお得になるという事です。

 

その為、標準報酬月額が30万円を超える方の場合は任意継続の方が安く済みます。扶養家族がいる方も任意継続の方が基本的には安くなるはずです。

 

40歳時点での自分自身の保険料を比較してみたところ下記のようになりました。国民健康保険税は前年度所得から計算される金額ですので、今年度の見込み年収から算出したものとなります。

 

 

月額でおよそ3万円程度の差が出るようですので、私は今現在加入している健康保険の任意継続を選択する事になります。

任意継続は加入期間が2年間と固定されていますが、保険料の支払いが滞った段階で即時資格喪失するとのことですので、実質任意のタイミングで国民健康保険への切り替えが可能であると考えられます。